なぜかというと、家にクロス屋が来ているからです。
先日の住宅の定期点検において不具合が発見されたからで、僕は留守番というわけです。
工事を担当してる方は大変真面目そうで信頼できる感じの人でした。
作業着を上に着て、下はジャージを履いていました。そして頭にはカツラを被っています。流行に疎い僕は、この格好は今年の最先端のファッションかもしれないと思い、そのオジサンに対し畏敬の念すら覚えました。
『作業はだいぶかかるべー。ゆっくりしてておくんなー』
ズーズー弁で僕に対し気配りをみせます。
僕はオジサンの深い配慮に感謝の意味をこめ、出来るだけ普段の自分のスタイルで過ごす事にしました。
僕は作業をしてるおじさんにありのままの自分を見せなければいけないと思い、たまっていたガンダム0083を視聴しガンダムオタクという事をアピールし、オジサンもガンダムをチラ見していたので少しボリュームを大きくしたり、ハゲの将校が出る場面では早送りをしたりしてオジサンに配慮し、普段の生活で過ごす姿を見せオジサンを安心させました。
その後もケロロ軍曹を見たり(夏美マイラブ)、古代文明ビジュアルファイルを整理したり、カップラーメンを食べたり、トイレに行ってウォシュレットを使ったり、主にウォシュレットとヲタライフとスロットに関するブログを更新したり、なるべくありのままの自分の生活をオジサンに見せ、作業が滞りなく進むよう配慮しました。
こうして客観的に自分を見せる事でいかに自分がしょーもないことがわかりました
(オチなんかないお)